中級コースの実技講習 <練馬大根の漬け物づくり>

中級コースは12月4日㈯が今年最後の講習となりました。
前回と今回の講習を通して、練馬大根の漬け物づくりに取り組みました。


一般的に流通している青首大根よりも相当引っこ抜きにくいので、皆さん腰に気を付けながら黙々と奮闘していました。


収穫した練馬大根は、野菜洗い機を使い瞬く間に綺麗に泥を落としていきます。
綺麗になる分、引き込む力も強いので、気を抜くと大根が機械に持っていかれてしまいます。


これだけの量の練馬大根が収穫できました。


2本の大根の葉を紐で結び束ね、柱にかけておよそ一週間干します。
干している間、霜がおり凍ってしまわないよう扇風機の風を当て続けます。


一週間干した大根10㎏に対して、米ぬか1.3㎏、塩0.4㎏、ザラメ0.2㎏の量を計り混ぜ合わせます。


混ぜ合わせた米ぬかをまぶしながら、干した大根を樽に隙間なく綺麗に詰め込んでいきます。この時にきっちり隙間なく敷き詰めるのが、上手に漬け込めるポイントになります。

この上に落し蓋をして、大根の総量以上の漬物石をのせます。

この状態で年を越すので、できあがりが待ち遠しいですね。